月の裏側

140字で収められないことをつらつらと

良き停滞2019

別件で書こうとしてブログを作成したものの、結局全部削除したので代わりに2019年のオタク生活の振り返りをば。

 

 タイトルは「停滞」だが実際のところは安定したオタク生活だったかなと思う。大学入学してから2年間はバカみたいにライブ行ったり、遠征したり、同人誌買ったり新しく散財していた。しかし3年目、今年ハマったものは?というとなかなか思いつかず、あえてあげるならFE風花雪月である。面白かった作品としてもグランベルムとプロメアが個人的に頭一つ抜けていたなといった具合。マジでなんなんだ今年一年。

 

 新しいものには出会わなかったが一番推しているコンテンツは前半に劇場版という一つの節目をむかえつつ後半は新たなゲームを配信、最高マンガは完結し、推し声優はミュージカル出演という夢をかなえた。泣いた。その他も嬉しいことに自分の好きなコンテンツはわりと動きがあった一年間で空虚と思うことは無く、今まで以上に充実してた一年。むしろ終わりに怯え、別れに泣いていた去年より楽しかったまである。周りは新しいものに触れててえらいなーなんて思っていたけど、変わらず今までの物に熱を注ぐのもよい生き方なのかなと。

 

 来年は新しいもの以上に自分の好きだったものを深く掘り下げたいという気持ちがある。そうやって社会の荒波に揉まれる前にちゃんと自分を確立しておきたいので…。

 こんな話をしてなんだが今の私の一押し作品は今月から電撃大王で連載している「雨でも晴れでも」(あらた伊里先生)である。かわいらしい絵柄から送られるキャラクターの気持ちのやり取りが少し重く、湿度の高いストーリーがとてもよく、来年くるマンガ大賞一位なのでぜひ単行本が出たら読んでほしい。前作「とどのつまり有頂天」のリニューアルでもあるのでそちらも是非。