月の裏側

140字で収められないことをつらつらと

アカイイト感想その1

 最近プレイし始めたアカイイトというゲーム。まだ1つのEDしか見てないが、世界観や結末にめちゃくちゃ惹かれるものがあり、まだまだ謎も多いので先が楽しみ。

 アカイイトは2004年のPS2ノベルゲームでPS3アーカイブ販売が行われている。前々から友人に勧められていたものの、積ゲーも多くてスルーしていた。しかしPS storeのカードを投げつけられてしまっては流石にプレイしないわけにはいかない。ということでせっかく投げてもらったので真面目に感想も書いていこうと思う。00年代のゲームでもあるしガンガンネタバレしていく予定。

 

寝ないでVのえろい配信見ながら書いてるのでマジで頭が動かないので今回は最初にクリアしたEDの感想だけ書いていこうと思う。

 

爽やかな立ち風 & 赤い維斗

桂と烏月がつながり合う結末。爽やかな立ち風はゲーム内の時間が約4日間という中で、お互いを信じるということに焦点を当ててその絆を深めていくのはいい切り口だった。二人とも違う形で互いを暗闇の中の光にたとえているのが最高なのと同時に、違う世界に生きる存在ということが表されている妙だと思う。それでも契り交わり続ける希望の未来が立ち風なのかなぁ。

赤い維斗はめちゃくちゃショッキングなのと同時に二人が急激に近づいた理由の一端が理解できた。桂は母親を失い自分の失った記憶、謎の存在に襲われて不安定に。烏月はも元よりギリギリの心を鬼切役として保っていた。そんな綱渡りみたいな精神状態で支えとなるものが指切りだったのだろう。誓いを守れず光も失い鬼切役としてもそんな光を求めた時点でなれない、そんな彼女はもうあの選択しか残されていないという悲しくも美しい結末があのED。よって立つものが無くなった二人が見つけた北極星こそお互いでその光なしでは進む道もわからないという共依存が二つのEDで示されていた。

 心中や後追いってあなたがいないことに比べれば他の全てに価値はないってことなので愛の一つの極まった形なんですよね。という。それを相手が望んでいるかはわからないし、桂はそれに薄々気づいていたから自分で死のうとしたのかもしれないが…

 

鉄やの頭と一周しかしてない状態で書いているので多分そのうち書き直す。てかこれTwitterと変わらん。