月の裏側

140字で収められないことをつらつらと

シュガーポットは壊れない(百合漫画感想)

 好きな百合漫画シリーズ感想兼紹介の番外編であり第一回です。今回はふたりべやなどで有名な雪子先生の短編集『猫とシュガーポット』から「シュガーポットは壊れない」です。短編であり、あらすじを紹介する以上作品のネタバレを含みます、ご了承ください。

 

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出典:

https://twitter.com/aoiyukiko/status/1341582794288349184?s=20

 

 本作品はSM百合、その時点でビビッと来た人は買って欲しいんですが、私が今回ブログの題材にあげた理由は別にあります(SMという題材は元から好きですが)。この話ではSMという性癖の中での嗜好の違いから関係に悩むということがあるのですが、これは性癖だけでなく人とのお付き合いに共通することじゃないかなと思うのです。

 

あらすじ

 このお話はMの女性である及川糖香が顔が好みという理由で付き合い始めたノーマルの女性にフラれたとこをから始まります。その後同じ趣味の人が集まるバーで職場の上司の浅野蝶子と偶然出会い、前から見た目がタイプだと思っていた蝶子がSであることを知り即告白。Mの糖香が精神的には対等な恋人という関係の延長線上で痛めつけて欲しい、Sの蝶子は精神的に追い詰めて屈服させたいという嗜好の違いがありながらも付きあい始めます。

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出典:

https://twitter.com/aoiyukiko/status/1341582794288349184?s=20

 二人は順風満帆なお付き合いをし、糖香の好みに合わせた関係を築く中で、ある日糖香は蝶子がその関係の形に満足しているのか、自分が自由にしてていいのか不安に思い蝶子に尋ねます。「私のどこがいいと思って一緒にいてくれるの」、蝶子が今まで付きあっていたタイプと自分が違うことへの不安からした問いかけに対して、蝶子は今までがそうだっただけでそれしか受け入れられないわけではない。糖香が自分の顔を好きなように、自分も糖香の肉体や造形が好みで傷つけたくなる、それが自分にとって価値があることだと伝えます。この先は是非実際に読んで確かめて欲しいのですが蝶子さんスパダリか~~~?!となりました。受け入れる包容力とあまりに自信に満ちた愛の伝え方が最高って感じです。

 

 対等に付き合うということ

  本作はSMという一致する人が少ない中でもさらに嗜好の違う二人のお話です。特に糖香は女性のみが対象でさらに関係の築き方も特殊ということから相手を探すことで悩んでおり、偶然で同じだと知った蝶子とすぐに関係を持ちました。その時は自分の条件をちゃんと伝えて、蝶子も自分の得意な関係とは違うけどいいかもしれないと糖香に合わせます。

 糖香にとっては自分の願望を満たしてくれる完璧な相手だけど、蝶子にとって自分はどうなのか、関係に満足しているのかという心配。自分がこだわりが強くそれで破局してきたからこそ、それを離したらこの関係が終わってしまうのではないかという不安。相性がいいからこそ踏み込むのは怖い、でも相手とも対等なお互いが満足できる関係でありたい。こういったことはSMに関わらず人間関係に共通することでもあると思います。人生を共にする、または同じ空間で過ごす場合なんかはある程度合わせたり妥協したりということはどうしても起こりますし。

 作中でも糖香は友人から合う合わないがはっきりしてる性癖だからこそ少し無理をしても関係を築いた方がいいのではというアドバイスを受け、それに対して糖香も「うん そう…だね」と理解を示しています。結果的には今まで通りの関係のままでしたが、糖香は自分も蝶子に合わせることを考えていたのではないでしょうか。一方蝶子も今の関係には満足しつつ抱えて隠している欲というものもあります。このお互いに相手が好きだからこそ関係を続けるための努力をしようとしているのが、素敵だなと思うのです。

 しかしこんなことを書いておいてなんですが、この作品の真骨頂は相談を受けた蝶子さんが言った「普通の人たちや過去のことなんてどうでもよくない?」から続くセリフだと感じていて愛は偉大だなと思う次第です。糖香視点で物語が進む中、蝶子にべたぼれしてるのはこれ以上ないくらいに分かりやすいのですが、蝶子もまた糖香を大好きだと思っているのが言葉だけでなく伝わってくるんですね。職場での距離感や、糖香の相談を受けている時にハートを飛ばしながら顔を近づけているのなんか自然体な可愛さであり蝶子もまた遠慮なく付き合っているんだなとわかります。こういった点はふたりべやでもよく感じることであり、流石雪子先生といったところ。そんな相思相愛な二人だから悩みもその答えにも読んでいて感情移入できたのだと思います。

 

ここスキポイント

 ここまで語ってきたストーリー部分もですが、SM描写だったりセリフだったりもすごい魅力的なんです。行為の際の糖香の表情、特に目の部分なんかは最高ですね。欲望を隠さない瞳なんて言われてましたが、まさに感情を映し出しているなと。セリフでは蝶子が述べた糖香の好きなところが衝撃を受けました、「全部傷つけたくなる」。『普通』な私には絶対思い浮かべない美点でした。他にはクールで理知的な蝶子さんがその気になった途端、遠慮のない行為に走り雰囲気が一変することや、逆に感情表現豊かな糖香が相手をする気のない人には感情を読ませない静かな表情をしているのとかそういった外向けの時のギャップも想像力が働かされて良いです。

 

 

 この作品はSMという上下関係が決まりやすい性癖の中でも対等な付き合いでありたいということと、相手に我慢させて自分は自由にしていていいのかという不平等な負担を与えている悩みが生まれるという面白いテーマの扱い方だったと思いました。他にもまだまだ好きな点はあるのですが、自分の文章で表現できないのと実際に読んで感じてほしいので是非読んでみてください。他の短編も異種族百合や客を野菜だと思っている元キャバ嬢、離れたいのに離れられない歪んだ内面を見せつけてくる幼馴染の話など登場人物の個性がしっかり立っていてエッジの効いたお話が多くて何度も読み返してくなる一冊でした。なんなら4ヶ月近くたった今私はブログを書いています。

 

 

 

 

 

 

 

アカイイト感想その1

 最近プレイし始めたアカイイトというゲーム。まだ1つのEDしか見てないが、世界観や結末にめちゃくちゃ惹かれるものがあり、まだまだ謎も多いので先が楽しみ。

 アカイイトは2004年のPS2ノベルゲームでPS3アーカイブ販売が行われている。前々から友人に勧められていたものの、積ゲーも多くてスルーしていた。しかしPS storeのカードを投げつけられてしまっては流石にプレイしないわけにはいかない。ということでせっかく投げてもらったので真面目に感想も書いていこうと思う。00年代のゲームでもあるしガンガンネタバレしていく予定。

 

寝ないでVのえろい配信見ながら書いてるのでマジで頭が動かないので今回は最初にクリアしたEDの感想だけ書いていこうと思う。

 

爽やかな立ち風 & 赤い維斗

桂と烏月がつながり合う結末。爽やかな立ち風はゲーム内の時間が約4日間という中で、お互いを信じるということに焦点を当ててその絆を深めていくのはいい切り口だった。二人とも違う形で互いを暗闇の中の光にたとえているのが最高なのと同時に、違う世界に生きる存在ということが表されている妙だと思う。それでも契り交わり続ける希望の未来が立ち風なのかなぁ。

赤い維斗はめちゃくちゃショッキングなのと同時に二人が急激に近づいた理由の一端が理解できた。桂は母親を失い自分の失った記憶、謎の存在に襲われて不安定に。烏月はも元よりギリギリの心を鬼切役として保っていた。そんな綱渡りみたいな精神状態で支えとなるものが指切りだったのだろう。誓いを守れず光も失い鬼切役としてもそんな光を求めた時点でなれない、そんな彼女はもうあの選択しか残されていないという悲しくも美しい結末があのED。よって立つものが無くなった二人が見つけた北極星こそお互いでその光なしでは進む道もわからないという共依存が二つのEDで示されていた。

 心中や後追いってあなたがいないことに比べれば他の全てに価値はないってことなので愛の一つの極まった形なんですよね。という。それを相手が望んでいるかはわからないし、桂はそれに薄々気づいていたから自分で死のうとしたのかもしれないが…

 

鉄やの頭と一周しかしてない状態で書いているので多分そのうち書き直す。てかこれTwitterと変わらん。

 

 

 

言羽さんというお芝居Vtuberについての思い出

 この思い出というタイトルの悲しみを語る前に私が推していた言羽ことのはさんについての紹介をしたいと思う。


#67【ASMR】ママになって寄り添ってあげます【男性向け/女性向け/Ear Massage/Ear cleaning/Binaural/Whispering/Japanese】

 

Kotonoha/言羽 ໒꒱ お芝居Vtuber:2020年5月から活動を開始して、バイノーラルのシチュエーションボイスを主に投稿しているお芝居Vtuber。大体5~8分程度の動画を毎日投稿していて、累計90本弱の動画がある。甘く、可愛い声で演じるヤンデレ系の背徳感や甘やかす系の動画のバブみは半端ではないパワーがある。ダジャレが好きらしくよく言う、お気に入りはごメンヘラ。Twitter: @kotonoha_003

 

 そんな彼女だが運営側の事情で8月5日を以て活動終了となってしまった(つらい)。私がこのお知らせを見たときはちょうど大学の期末レポートに溺れていたころで、その日はもう何も手に付かず早く寝ようと思い布団に入ったにも関わらず全く眠れないという苦しい夜だった。今も胸にしこりがあるような感覚にとらわれている。それをどういう形であっても外に出したかったので今回自分語りと言羽さんについて書きたいと思う。後半にはお気に入りの彼女の動画を紹介しているのでよかったら見ていってほしい。

 

 私が彼女を知ったのは6月上旬、夜眠れなくて睡眠導入でASMRを試すために探して適当にいくつか再生していた時である。彼女の声が気に入って他の動画を見てみる→Vtuberだと知る→配信とかを見始める、といった過程だった。当時なかなか眠れなくて日中もパフォーマンスが下がってという悪循環に陥ってしんどかったころASMRで眠れることに気づいたのだが、その時一番聴いていた動画が彼女のもので、睡眠状態が改善した後もずっと聴いていた。彼女を知った後、毎日動画を投稿する勤勉さや配信中の話をする時の懸命さに心打たれてすぐに応援するようになったのである。

 しかし、私はずぼらで面倒くさがりなので毎日の動画に全てコメントを送ったり、TwitterでRTしたりといったことは行わず、聴いて終わりだったり、気分が乗らない時は数日動画を再生しなかったりすることもあった。言い訳するとだいたい寝る直前に布団に入って聴いてるので聴き終わってもアクションを起こせない時も多かったのである。また、言羽さんが自身のオタク経験からそうやって献身的に無理になる必要はないといったことを頻繫に言ってくれていたので、それに甘えていたということもあった。その頃はまさかこんなに早く終わりがくると思っていなかったので気楽なものだったが学習しない自分を叱りたいものだ。

 活動終了が告知されてからそういったことを後悔して、自分が何をできたわけではないというのを理解しながらも、もう少し何かできたのではないかという気持ちになってしまう。昔も大好きだったグループが活動を停止して、思いを伝えることもできなかったという後悔があったので今度こそはとこんなギリギリではあるがブログを書いている。やるせないが、彼女を知って推せた2か月間は楽しく、彼女のおかげで色んなボイス動画を調べるようになった。推せてよかったなと最後に思える人と出会えて本当に嬉しかった。今はそれが一番の気持ちだ。

 

 

以下はお気に入り動画の紹介という名のただの感想である。動画の削除などは行わないそうなので、是非聴いてみてほしい。再生リストみつつ適当に並べたものなのでランキングとかではない。

 


#34【ヤンデレ】ヤンデレ人狼ちゃんに閉じ込められて…【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

確か初めて聴いた動画。人狼ちゃんが吹っ切れたようにみえて、迫害された結果、追い詰められてしまったんだなという機微を感じられる。囁きもよかったなぁ。

 


#9【ASMR】“ママ”がオギャらせてあげます。【男性向け】

言葉は不要。可愛いママにオギャりましょう。

 


#29【ヤンデレ】ヤンデレ吸血鬼を怒らせて公開吸血されちゃう【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

ヤンデレものだと一番好きです!!(この一番はよく変わる) 見せつけ的シチュエーションがまず好きな上に、されるがままになって、彼女が満足気に話す様子が純愛ぽく思えてきて脳がバグる一品。

 


#80【ASMR】心配性な彼女と風邪引き彼氏【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese】

看病されたすぎて泣いた。彼女のモノローグや一人でいる時と看病している時の声音の違いでまた泣く。

 


#41【ヤンデレ】アンドロイド少女の恋心【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

ヤンデレというか舌足らずで幼いアンドロイドの子の悲哀が伝わってきて胸が痛くなる。自分が作られたもので観察されていたと知らされたときの震えた声や怒りを見せたときの情動がわかる分最後がより悲しくなってくる。脚本と演技の相乗効果が特に強い作品だった。

 


#13【ヤンデレ】ヤンデレ彼女のいいなりになる【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

全ての動画の中でも一番底冷えする演技だと思う。まさに情緒不安定といった様で、聴いてるとこちらまでおかしくなりそうな狂気が伝わってくる。可愛いより先に恐ろしくなるのはこれくらい。

 


#38【ASMR】朝早くの教室でクラスメイトと二人きり【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese】

あーーー癒される。そしてこういう学生生活送りたかったなぁとなる幸せな光景が浮かんでくる。

 


#10【ヤンデレ】ヤンデレ魔王に負かされて【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

凛とした声色で諭され堕とされていくのは90近い動画の中でもほとんどないタイプで何度聴いても新鮮に感じる。これを聴きながら寝ると起きたときに何かが変わってしまうのではないかという錯覚に陥る。一度聴けばそれがわかるのでとにかく聴こう。

 


#28【ヤンデレ】僕っ娘ヤンデレお嬢様と強制結婚【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

昔親しかったワガママな僕っ娘が成長して会いに来てくれて、時折大人びた側面を見せるのは王道ですね、ヤンデレでなければ…。僕っ娘がめちゃくちゃ可愛い。

 


#63【お姉ちゃん】夏休み、親戚のお姉ちゃんと勉強【男性向け】

親戚のお姉ちゃんに褒められて一緒に夢を語りたいなと思いました(語彙力無)

 


#57【ヤンデレ】自虐型ヤンデレ【男性向け】

卑屈さがたまらない。声を荒げたりせず心の揺れを見事に表現していて素晴らしい動画。拘束したりしないのにうしろめたさで引き留めようとする黒い引力をこれ以上なく感じる。

 


#53 ダメダメ年上彼女があなたのためにがんばる

サムネが大好きで三日に一回くらい見返してる。パチンコでスってくる男に毎回お金を渡す女性というよくみるアレを理解できる。そのくらい可愛い。

 


#30【ヤンデレ】ヤンデレ妹に罵倒されて…【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

前半の余所行き声から好意を感じさせないまでのかなりガチの罵倒を聴かされていくのは苦しいと同時に背徳感が高まっていく。最後の甘い声で三度おいしい良い動画。

 


#6【ヤンデレ】ヤンデレ女の監視実況【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

ウキウキして監視してるヤンデレちゃんがひたすら可愛いけどやってることえげつなくて乾いた笑いが出る。ひたすら思い込んでる女の子という風なキャラクター像が思い浮かんでくるのが上手だなぁと思う。

 


#16【ASMR】甘えたがり彼女と雨の日お家デート【男性向け】

か゛わ゛い゛い゛

 


#61【ロリ妹】彼女の妹に迫られる【男性向け】

幼い声で誘惑されるのあざといにも程があるし、こんな子が誘惑してくるのもう一周まわって怖いまである。この幼い声が普段とはまた違う良さがありましたね。

 


#22【ヤンデレ】ヤンデレ彼女にお薬で堕とされて…【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

ゆったりとしたトーンで問い詰めて、徐々に声色が変わっていく恐怖感。薬を使われ、ささやかれ徐々に溶けていくような心地よさがたまらない。

 


#33【ASMR】幼馴染の女の子に優しくいじめられる【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese】

シチュエーションがマジで好きなやつ。幼馴染っていう対等な関係が崩れて行く様は最高。見下されるとかでなくどんどん堕とされていくのがいい。

 


#21 【百合】両片思いのおねロリ【Vtuber】

一人二役百合音声は人類に必要とされているものです。ぶっきらぼうべたぼれロリが最高。

 


#86【ヤンデレ】君を永遠に離さない【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese/Yandere】

 ヤンデレちゃんがスイッチ入ってからまくし立てて笑い声を上げるのも、その後上機嫌で話すのも最高のヤンデレって感じ。声自体は怖くないのにまくし立てる演技が良いせいでゾッとする。

 

 


#82【ASMR】彼女から最後のメッセージ【男性向け】【Binaural/Whispering/Japanese】

 

 

言羽さん、長い時間ではなかったですがあなたを知ることができて良かったです。

辛い時期にあなたの声に助けられてから、応援することができて本当に嬉しかった。

願わくば、またこの電子の海であなたの声に会えることを。

 


#58 【七夕】会いたくなる夜、七夕によせて【男性向け】

 

アイスボーン ワ○パンマン

ゲームをプレイしながら通話してると、いつも以上に物を考えずに話してしまいがちですよね。私もアイスボーンのマルチを友人としているとき、このモンスター初見でワンパンしたwwという感想しか話してなかった気がします。そこでモンハンワールドアイスボーンのモンスターは何パンチくらいの強さだったかまとめたいと思います。クソ記事です。ちなみに初見は全部太刀です。1~3パンの間で評価していきます。


ブラントドス: ワンパン、時間かかったこと以外語ることなし。

バフバロ: ワンパン、タイミングが掴めず見切りを決めにくかったけど切り替えれれば楽勝。

トビカガチ亜種: サンパン、劇毒で3乙しました。対策すれば所詮カガチ。

バオウルムー亜種: ワンパン、睡眠耐性つけたおかげ、飛ぶな。

プケプケ亜種: ツーパン、軌道の見えにくい水ブレスと起き攻めはやめてください。

ベリオロス: ワンパン、3rdの時何回狩ったと思ってんねん。

ナルガクルガ: ワンパン、2ndG、3rdの時(ry

ディノバルド: 1.5パン、初対戦で厄介なモーションはあれどそう難しくはなかった。

ブラキディオス: ワンパン、戦ってて楽しかったですまる。

凍て刺すギエナ: ワンパン、原種と一緒に飛ぶのやめろ。

アンジャナフ亜種: ワンパン、所詮ジャナフクオリティ。

ディノバルド亜種: サンパン、全部のモーション躱しにくいし尻尾硬いし、今でも苦手。

ドガロン亜種: ワンパン、動きは速いけどそれだけ。

イヴェルカーナ: ツーパン、今作で1番好き。初見はブレスや氷に苦しむけどちゃんと隙もあって楽しく感じる。

紅蓮滾るバゼルギウス: ワンパン、必殺技はビックリした。

死を纏うヴァルハザク: ワンパン、延々兜割り決めさせてくれる接待ありがとう。

ネロミェール: ワンパン、見てて面白いモンス。強くはないかな…….。

ラスボス: ワンパン、初見連戦はちょっとキツい。

イャンガルルガ: ワンパン、ドスでクックに苦戦したの思い出したら腹立った。翼硬いのやめて。

ジンオウガ: ツーパン、3rdの時とモーション大分変わってて戸惑った。

ジンオウガ亜種: ワンパン、なんかやりやすかった。


いかがでしたか?アイスボーンは前作よりモンスターの体力が上がっていて実際のところワンパンには程遠いタイムでしたが気持ちだけはワンパンしてました。

4月10日 デート・ア・ライブ22巻読了

(3月20日に発売された)デートアライブの最終巻を本日読み終えた。おおよそ4ヶ月ぶりにブログを書いているのはたまたま読もうと思った日が4月10日、作中のメインヒロイン夜刀神十香の誕生日だったためである。おめでとうございます。

 

 作中の最後の日付もこの日であり、読み終えたときには柄にもなく運命を感じたものである。アニメが始まる少し前(確か美九の話あたり)から読み始め、数冊積んだこともあったが最後まで楽しめた作品であり、感慨深い。主人公とその周りが成長しつつパーソナリティや作品の雰囲気は変わらないことが最後まで読めた要因なのかなーなんて今は思う。一番好きな子は澪だったしそこは大分雰囲気違ったけど…。そんな理由もあり、どう終わらせるかも怖かったので澪編以来三巻分読んでなかったが最高だった。

 澪でデートアライブの謎はほぼ全て解き明かされ、この最後の三巻はエピローグと十香のTrue endのような話だった。この作品は全てが上手くいく世界ではないが、それでも優しい世界であると信じているのでちゃんとGood endで終わって安心した。この優しい世界というのは登場人物が優しい心を持っているから作られていたのだと最後でようやく気付くことができた。その世界にいる人達が人のためにするからこそ、絶望の中に希望が生まれるのだろう。最終巻の狂三がその象徴だと思う。

 

 作品の話からそれて作者の橘公司先生の話になるのだがここからはネタバレ(?)注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

22巻のあとがきで先生が本作やスピンオフ、メディアミックスに関わっていた方に謝辞を述べているのだが、その後に全てのヒロインや登場人物にありがとうという言葉を贈っているのである。それは映画やゲームのみの登場人物にも贈られていて、この人の注いだ愛情の一端が垣間見えるものだった。キャラクターが多くなるほど登場させるのが難しくなるものだが、その中でヒロインたちが可愛く強く美しくそして生き生きとしていた理由がわかった気がする。そうでなければ最後2巻も使ってヒロイン達を送り出したりしないだろう。

 

 橘公司先生ありがとうございました。僕の学生生活の中でこの作品は大切な思い出です。願わくばアニメやその他別の形で社会人になってからも出会えることを願っています。

 

良き停滞2019

別件で書こうとしてブログを作成したものの、結局全部削除したので代わりに2019年のオタク生活の振り返りをば。

 

 タイトルは「停滞」だが実際のところは安定したオタク生活だったかなと思う。大学入学してから2年間はバカみたいにライブ行ったり、遠征したり、同人誌買ったり新しく散財していた。しかし3年目、今年ハマったものは?というとなかなか思いつかず、あえてあげるならFE風花雪月である。面白かった作品としてもグランベルムとプロメアが個人的に頭一つ抜けていたなといった具合。マジでなんなんだ今年一年。

 

 新しいものには出会わなかったが一番推しているコンテンツは前半に劇場版という一つの節目をむかえつつ後半は新たなゲームを配信、最高マンガは完結し、推し声優はミュージカル出演という夢をかなえた。泣いた。その他も嬉しいことに自分の好きなコンテンツはわりと動きがあった一年間で空虚と思うことは無く、今まで以上に充実してた一年。むしろ終わりに怯え、別れに泣いていた去年より楽しかったまである。周りは新しいものに触れててえらいなーなんて思っていたけど、変わらず今までの物に熱を注ぐのもよい生き方なのかなと。

 

 来年は新しいもの以上に自分の好きだったものを深く掘り下げたいという気持ちがある。そうやって社会の荒波に揉まれる前にちゃんと自分を確立しておきたいので…。

 こんな話をしてなんだが今の私の一押し作品は今月から電撃大王で連載している「雨でも晴れでも」(あらた伊里先生)である。かわいらしい絵柄から送られるキャラクターの気持ちのやり取りが少し重く、湿度の高いストーリーがとてもよく、来年くるマンガ大賞一位なのでぜひ単行本が出たら読んでほしい。前作「とどのつまり有頂天」のリニューアルでもあるのでそちらも是非。